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2014年 08月 31日
町の中に入っていきます。通り沿いにはお土産屋やレストランが並んでいます。 町、といっても一筋縄ではいかず、町の一番外側にあたる部分は外周である道路との間に堀のような空間が設けてある部分も。 排水設備もしっかり作られています。城壁にも排水溝が穿たれている部分もありました。 シンボル的な存在のノートルダム教会。中は撮禁ですが荘厳な作りでした。 城壁沿いの探索に戻ります。城壁の上から先ほどの入り口を望んだところ。複雑に折れる外周の城壁と堀。幾つもの出隅・入隅が形成されています。 そして、特徴的なのが堀の中にある島の様な曲輪(半月堡 demi lune)。そしてその中に縦に入る「中仕切り(トラバース)」。 別の場所の半月堡 堀の内側の出隅には小さな「櫓」が作られています。 堀に射かけられるように空けられた穴。 戦い方の解説版もありました。フランス語なので読めず…。 一旦外に出て側面の空掘がどこまで続いているか見に行きます。 空掘は途中から城壁に沿うように竪堀に変化します。 このように麓から緩やかに続く丘陵の斜面を分断する働きを担っています(よく見るとここの向かいの丘陵にも要塞が)。 竪堀の城内側に作られた壁。 城内側からは空掘の中に出れるようになっていました。 登り切ると再び横堀に。 最後はこの壁にぶつかり終了。 この「竪堀とその内側の城壁」による城域を囲い込む働きは、構成は異なりますが倭城の「登り石垣とそれに沿う竪堀」を彷彿としました。 part3に続く
by s_walker38k
| 2014-08-31 14:25
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